ホーンテッド・カフェ〜19世紀のホラー(カフコンス第128回) ― 2017-08-20
*曲目
グノー「あやつり人形の葬送行進曲」 ファゴット・ピアノ
Charles Gounod (1818-93)
Marche funèbre d'une marionnette (1872)
マルシュナー「吸血鬼」より
何という悦び!(ルートフェン卿のアリア) バリトン・ピアノ
Heinrich Marschner (1795-1861)
Der Vampyr (1827)
Ha, welche Lust!
サンサーンス「死の舞踏」(ガリボルディ編曲) ファゴット・ピアノ
Camille Saint-Saëns (1835-1921)
Danse macabre (1874)
レーヴェ「霊の生活/魔王」 バリトン・ピアノ
Carl Loewe (1796-1869)
Geisterleben (1819)
Erlkönig (1818)
タウジヒ「幽霊船」 ピアノ
Carl Tausig (1841-71)
Das Geisterschiff (1860)
クロイツァー「死のファゴット」 バリトン・ ファゴット・ ピアノ
Conradin Kreutzer (1780-1849)
Der todte Fagott
(グノー「ファウスト」より メフィストフェレスのセレナード)
*出演
藪内俊弥(バリトン)
江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)
字幕制作・操作:カフコンス
*ストーリー
各曲の簡単なあらすじは次の通りです。
なお、声楽作品は字幕つきで演奏いたします。
「あやつり人形の葬送行進曲」 あやつり人形が壊れてしまった。仲間の人形たちは彼を悼み、思い出話をしながら亡骸を教会へ運び、帰路につく。
「吸血鬼」 ポリドリ原作によるオペラ。吸血鬼ルートフェン卿は、吸血鬼の王から「明日の真夜中までに三人の花嫁の生き血を吸え」と命令され…
「死の舞踏」 中世の題材による交響詩からの編曲。真夜中の鐘が鳴ると骸骨たちは墓から出て、死神のヴァイオリンに合わせ、夜明けの鶏が鳴くまで踊る。
「霊の生活」 ウーラントの詩による歌曲。真夜中、死者は墓から出てさまよう。丘や谷、庭や扉を抜けて…そして夜明けの鶏が鳴くと、墓へ戻っていく。
「魔王」 ゲーテのバラード詩による歌曲。夜、病気の息子を抱いた父が馬を走らせている。息子は魔王がいると怯えるが、父には霧や樹しか見えない…
「幽霊船」 シュトラハヴィッツのバラード詩による交響詩からの編曲。夜の嵐の海に、乗組員のいないヴァイキングの黒い幽霊船が現れ、水夫の歌が響く…
「死のファゴット」 作詞者不詳。二人組の騎士を倒した城主は、彼らのファゴットを没収して館に飾ったが、吹き手のいないファゴットが突然鳴り出し…
*ブログ
2017-08-23 ご来場ありがとうございました
2017-08-20 ホーンテッド・カフェ〜19世紀のホラー(カフコンス第128回)
2017-08-18 アンコール予告(歌がHa!で始まりHa!で終わる件)
2017-08-16 Geistの訳語がよくわからない件
2017-08-14 吸血鬼がドン・ジョヴァンニにもオランダ人にもちょっと似てる件
2017-08-11 死のファゴットがドン・ジョヴァンニにそっくりな件
2017-07-30 魔王が子供に身バレしてる件
2017-07-26 幽霊の日
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