フランセ「9つの小話」2012-11-14

ロバ字幕準備中
イベールとフランセの軽妙洒脱合戦プログラム、メインは「バリトン、テナーサックス、ピアノ」という珍しい編成の「9つの小話」です。フランセの最後の作にあたり、1997年の作曲ですが、そこは分かり易くて安心のフランセ作品、サックスであんな音やこんな音を表したり、名曲のパロディ、”現代音楽への皮肉"まで登場する、楽しい歌となっています。

テキストは17世紀に書かれたジェデオン・タルマン・デ・レオーの「逸話集」。古今東西の有名無名な人物の逸話を集めた1000ページを超える文献とのことで、フランセの選んだ9編の主人公も「アンリ4世」から「ある女」まで様々です(ので曲名Histoirettesも「小話」と訳してみました)。フランス人の笑いのツボがよくわからない話もありますが、字幕つきの演奏でオチもリアルタイムに味わっていただけたらと思います!


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今月の演奏メニュー

2012年11月18日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第97回
物語 ~ イベール没後50年・フランセ生誕100年記念

イベール「物語」より sax/pf
  金の亀を操る女
  小さな白いロバ
  テーブルの下で
同「ドン・キホーテの4つの歌」bar/pf ※字幕付き仏語演奏
  出発の歌
  ドゥルシネアへの歌
  公爵の歌
  ドンキホーテの死の歌
フランセ「5つの異国のダンス」sax/pf
  パンビッシュ
  バヤオ
  マンボ
  遅いサンバ
  メレンゲ
同「9つの小話」bar/sax/pf ※字幕付き仏語演奏
  アンリ王と村長とロバ
  アンリ王と農夫
  醜い老女
  昏睡状態の女
  ドカーズ氏
  コンパン夫人
  ブラグロンヌ侯
  ドゥ・ラ・フォンテーヌ氏と夫人とシスター
  つけボクロ

伊藤あさぎ(サクソフォン)
藪内俊弥(バリトン)
川北祥子(ピアノ)

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