イベール「物語」より2012-10-18

Le petit âne blanc...
来月11月18日のカフコンスは「物語 ~ イベール没後50年・フランセ生誕100年記念」と題して、イベール(1890-1962)の「Histoires...」で始まりフランセ(1912-1997)の「Histoirettes」で終わるプログラムを組んでみました。

イベールの「物語」(1922年)は、異国でふれた民話などを題材にしたという(「寄港地」のイベールらしい)小品集で、今回は「金の亀を操る女」「小さな白いロバ」「テーブルの下で」の3曲を、サクソフォンとピアノの定番の編曲版で演奏します。

この「物語」、曲が有名な割に、どんなお話なのかはあまり話題にならないのが不思議です。とりあげる3曲のうち「テーブルの下で」は、「スペインのカフェのテーブルの上でダンサーが踊り、それを眺める闘牛士はテーブルの下の酔っぱらいを踏みつける」という設定のようですが(カルメン2幕のテーブルの下に酔っぱらいがいる感じ?)、超有名な「金の亀を操る女」「小さな白いロバ」も情報が皆無。各曲のタイトルは(ドビュッシーの前奏曲集と同じように)曲の最後に書かれており、タイトルやストーリーにとらわれすぎてはいけないのかもしれませんが、それにしては気になるタイトルですよね。

と思っていたら「小さな白いロバ」の歌曲が出版されていました!...が、期待した歌詞は「休まず行け、相棒/ご主人様の気前が良ければご馳走にありつけるのになあ/お前にはトウモロコシ、俺はbon hachich...」といった内容。なんだかイメージと違ってオッサンぽいし、bon hachichって?

やはりストーリーは追求しないほうが良さそうです...(写真はピアノ版「小さな白いロバ」の楽譜の表紙。こんな雰囲気を想像してください!)


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来月の演奏メニュー

2012年11月18日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第97回
物語 ~ イベール没後50年・フランセ生誕100年記念

イベール「物語」より sax/pf
  金の亀を操る女/小さな白いロバ/テーブルの下で
同「ドン・キホーテの4つの歌」bar/pf
フランセ「5つの異国のダンス」sax/pf
同「9つの小話」bar/sax/pf

伊藤あさぎ(サクソフォン)
藪内俊弥(バリトン)
川北祥子(ピアノ)

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