ゲーゼに寄せられた小曲(3) ― 2017-03-17
ゲーゼに寄せられた小曲、最終回は、グリーグの「抒情小曲集第6巻op.57(1893)」第2曲、その名も「ゲーゼ」。師でもあったゲーゼの没後に回想として書かれたそうです。
先輩からも弟子からも曲を贈られるゲーゼは、もちろん実力もある上に、必要な人材としてちょうどそこに居るタイミングの良さも発揮しますし、リーダーシップもあって面倒見も良くて、音楽界の牽引者に向いていそうです。エミールはもっと芸術家タイプで、デンマーク音楽の発展に尽くすなんていう柄ではなかったのかも。
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*今月の演奏メニュー
2017年3月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第125回
デンマークのクラリネット〜ゲーゼ生誕200年記念
ヴィンディング「幻想小曲集 op.19」より
ゲーゼ「幻想小曲集 op.43」
ハートマン「セレナード op.24」*
井上幸子(クラリネット)
井上直哉(ファゴット)*
川北祥子(ピアノ)
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先輩からも弟子からも曲を贈られるゲーゼは、もちろん実力もある上に、必要な人材としてちょうどそこに居るタイミングの良さも発揮しますし、リーダーシップもあって面倒見も良くて、音楽界の牽引者に向いていそうです。エミールはもっと芸術家タイプで、デンマーク音楽の発展に尽くすなんていう柄ではなかったのかも。
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*今月の演奏メニュー
2017年3月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第125回
デンマークのクラリネット〜ゲーゼ生誕200年記念
ヴィンディング「幻想小曲集 op.19」より
ゲーゼ「幻想小曲集 op.43」
ハートマン「セレナード op.24」*
井上幸子(クラリネット)
井上直哉(ファゴット)*
川北祥子(ピアノ)
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デンマーク特集ですが... ― 2017-03-22
今週末のカフコンスでは19世紀デンマークの3作品を演奏します。みなさんにとってデンマークはどんなイメージですか? 愛知県出身の私は小学校の頃「安城市は日本のデンマーク」と習って以来、意味はわからないままデンマークに親しみを持ってきたのですが、土地や気候が似ているはずはなく、今さらながら調べてみたら、どうも「農業の近代化をデンマークに倣った」という事だったようです(そりゃ小学生にはわからないわけですね)。
さてデンマークの作曲家といえばニールセン!ですが、グリーグやシベリウスのようには国と結びつかない気もするし、クーラウはドイツ人だし、ランゴーは奇才だし、どういう音楽がデンマーク風なのか私にはよくわかっていません。今回の3曲も時代的に国民楽派にはまだ早く、メンデルスゾーンやシューマンの流れをくむ物なので、ゲーゼのピアノ曲「民族舞曲op.31(1855)」も弾いてみたのですが、
なんだかショパン風=ポーランド風に思えてしまいました。 ポーランドも近いし、舞曲はある程度似てしまうのでしょうか。では民謡はというと、そういえばカフコンスでも2回演奏したサンサーンスの「デンマークとロシアの歌によるカプリス(1887)」の
この部分はたしかにデンマークの乳製品を(?)思わせますね! ちなみに「いーとーまきまき」という遊び歌は元々デンマークの「靴屋のポルカ」という曲だそうで、これが日本で一番知られているデンマーク音楽なのかもしれません。もっと色々なデンマーク民謡を聞いてみたいところです... ←こんな理解度でデンマーク作品を特集してよいのかわかりませんが、40分間の演奏のどこかにデンマークを見つけていただけたら幸いです!(他人まかせ?)
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*今週末の演奏メニュー
2017年3月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第125回
デンマークのクラリネット〜ゲーゼ生誕200年記念
ヴィンディング「幻想小曲集 op.19」より
ゲーゼ「幻想小曲集 op.43」
ハートマン「セレナード op.24」*
井上幸子(クラリネット)
井上直哉(ファゴット)*
川北祥子(ピアノ)
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さてデンマークの作曲家といえばニールセン!ですが、グリーグやシベリウスのようには国と結びつかない気もするし、クーラウはドイツ人だし、ランゴーは奇才だし、どういう音楽がデンマーク風なのか私にはよくわかっていません。今回の3曲も時代的に国民楽派にはまだ早く、メンデルスゾーンやシューマンの流れをくむ物なので、ゲーゼのピアノ曲「民族舞曲op.31(1855)」も弾いてみたのですが、
なんだかショパン風=ポーランド風に思えてしまいました。 ポーランドも近いし、舞曲はある程度似てしまうのでしょうか。では民謡はというと、そういえばカフコンスでも2回演奏したサンサーンスの「デンマークとロシアの歌によるカプリス(1887)」の
この部分はたしかにデンマークの乳製品を(?)思わせますね! ちなみに「いーとーまきまき」という遊び歌は元々デンマークの「靴屋のポルカ」という曲だそうで、これが日本で一番知られているデンマーク音楽なのかもしれません。もっと色々なデンマーク民謡を聞いてみたいところです... ←こんな理解度でデンマーク作品を特集してよいのかわかりませんが、40分間の演奏のどこかにデンマークを見つけていただけたら幸いです!(他人まかせ?)
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*今週末の演奏メニュー
2017年3月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第125回
デンマークのクラリネット〜ゲーゼ生誕200年記念
ヴィンディング「幻想小曲集 op.19」より
ゲーゼ「幻想小曲集 op.43」
ハートマン「セレナード op.24」*
井上幸子(クラリネット)
井上直哉(ファゴット)*
川北祥子(ピアノ)
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祝ヴィンディング生誕182年! ― 2017-03-24
今日はアウグスト・ヴィンディング(1835-99)の183回目のお誕生日です。HAPPY BIRTHDAY 年上の義弟くん!
今月のカフコンスの曲目は、エミール・ハートマンのトリオと、義兄弟2人によるクラリネットのための「幻想小曲集」です。ゲーゼは「シューマンの幻想小曲集のスタイル」を踏襲してミニマムにまとめた感じ、ヴィンディングは後期ロマン派への傾向を見せていて、2人の世代や立ち位置を表すようでもあります。ちなみにエミールのトリオは時代の流れにあまり関係なく我が道を行ってるかもしれません。
では明後日、そんな3兄弟プログラムでみなさまのご来場をお待ちいたしております!
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*明後日の演奏メニュー
2017年3月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第125回
デンマークのクラリネット〜ゲーゼ生誕200年記念
ヴィンディング「幻想小曲集 op.19」より 第1番
ゲーゼ「幻想小曲集 op.43」
ハートマン「セレナード op.24」*
井上幸子(クラリネット)
井上直哉(ファゴット)*
川北祥子(ピアノ)
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今月のカフコンスの曲目は、エミール・ハートマンのトリオと、義兄弟2人によるクラリネットのための「幻想小曲集」です。ゲーゼは「シューマンの幻想小曲集のスタイル」を踏襲してミニマムにまとめた感じ、ヴィンディングは後期ロマン派への傾向を見せていて、2人の世代や立ち位置を表すようでもあります。ちなみにエミールのトリオは時代の流れにあまり関係なく我が道を行ってるかもしれません。
では明後日、そんな3兄弟プログラムでみなさまのご来場をお待ちいたしております!
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*明後日の演奏メニュー
2017年3月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第125回
デンマークのクラリネット〜ゲーゼ生誕200年記念
ヴィンディング「幻想小曲集 op.19」より 第1番
ゲーゼ「幻想小曲集 op.43」
ハートマン「セレナード op.24」*
井上幸子(クラリネット)
井上直哉(ファゴット)*
川北祥子(ピアノ)
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