笛吹きの休日 ― 2014-05-13
今月のカフコンスは「フルートカフェ」。12年2月のフルート4重奏に続く第2弾として、今回はフルート3重奏曲「笛吹きの休日」「グランドトリオ」を中心に演奏します。
カステレード(1926〜2014)作曲「笛吹きの休日 Flûtes en vacances(1962)」は近代フランスのフルートアンサンブルの定番です。休日なのに休まず吹きまくるのはルロイ・アンダーソンの「ラッパ吹きの休日 Bugler's Holiday」と同じ。休日といってもゆっくり休むんじゃなく、浮かれ騒いだり、積極的にヴァカンスを楽しむのが大陸風なのでしょうか。
「Bugler's Holiday」はラッパ「吹き」ですが、「Flûtes en vacances」はヴァカンス中の「フルート」ともとれますね。田舎で牧歌気分を味わったり(Flûtes pastorales)、時にはウキウキと(Flûtes joyeuses)、時には空想にふけり(Flûtes reveuses)、最後は気分爽快に(Flûtes légères)、そんなヴァカンスを過ごす3人の「フルート」を想像するのも楽しいかもしれません。
今年4月6日に亡くなったばかりのカステレードは、今世紀に入っても創作活動を続けていた作曲家・ピアニストですが、作風は現代音楽とは程遠く、とても綺麗でお洒落。擬古的でモダンでメロディックで軽快な「休日」をぜひ今週末のフルートカフェでお愉しみください。
--------------------------------------------------
*今週末の演奏メニュー
2014年5月18日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第108回
フルートカフェvol.2
カステレード「笛吹きの休日」
クーラウ「グランドトリオ」
他
浅田結希(フルート)
大久保成美(フルート)
佐々木萌絵(フルート)
--------------------------------------------------
カステレード(1926〜2014)作曲「笛吹きの休日 Flûtes en vacances(1962)」は近代フランスのフルートアンサンブルの定番です。休日なのに休まず吹きまくるのはルロイ・アンダーソンの「ラッパ吹きの休日 Bugler's Holiday」と同じ。休日といってもゆっくり休むんじゃなく、浮かれ騒いだり、積極的にヴァカンスを楽しむのが大陸風なのでしょうか。
「Bugler's Holiday」はラッパ「吹き」ですが、「Flûtes en vacances」はヴァカンス中の「フルート」ともとれますね。田舎で牧歌気分を味わったり(Flûtes pastorales)、時にはウキウキと(Flûtes joyeuses)、時には空想にふけり(Flûtes reveuses)、最後は気分爽快に(Flûtes légères)、そんなヴァカンスを過ごす3人の「フルート」を想像するのも楽しいかもしれません。
今年4月6日に亡くなったばかりのカステレードは、今世紀に入っても創作活動を続けていた作曲家・ピアニストですが、作風は現代音楽とは程遠く、とても綺麗でお洒落。擬古的でモダンでメロディックで軽快な「休日」をぜひ今週末のフルートカフェでお愉しみください。
--------------------------------------------------
*今週末の演奏メニュー
2014年5月18日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第108回
フルートカフェvol.2
カステレード「笛吹きの休日」
クーラウ「グランドトリオ」
他
浅田結希(フルート)
大久保成美(フルート)
佐々木萌絵(フルート)
--------------------------------------------------
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://cafconc.asablo.jp/blog/2014/05/13/7309879/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。