曲目変更のお知らせ・ファルカシュ「17世紀の古いハンガリー舞曲」 ― 2012-02-26
前回のブログでお知らせした3月の曲目のうち、ファルカシュの「ハンガリーの情景」は、同じくファルカシュの「17世紀の古いハンガリー舞曲」に変更させていただくことになりました。
ハンガリー舞曲と言えば最初に浮かぶのはブラームスでしょうか。バルトークやリストもその独特の旋律に惹かれて曲を残しています。
ハンガリーの祖先は、もともとは中央アジア、モンゴルのほうからやってきた民族だそうです。哀愁漂う響きや情熱的で激しいメロディーはまさにジプシー。
17世紀と言えば150年にも渡るトルコによる支配が終わり、今度はハプスブルグ家による支配へと移った頃。幾度もの独立運動により1867年にようやくオーストリアとの二重帝国が認められましたがその後も長い間苦難が続きます。
ハンガリーの旋律がただ単に切ないだけでなく、どこか「帰りたい」と思わせるのは、そういった歴史もあっての事なのでしょうか…。
今回演奏する「17世紀の古いハンガリー舞曲」はとても素朴な舞曲ですが、そんな背景を背負った曲かと思うとまた違った聴き方が出来るかもしれません。(荒木)
--------------------------------------------------
*3月の演奏メニュー
3月25日(日)10時40分~ 於:本郷・金魚坂
コーヒーつき 1,500円
クラリネットカフェvol.4
トマジ「3つのディヴェルティメント」
ファルカシュ「17世紀の古いハンガリー舞曲」
ピアソラ「3つのタンゴ」
ほか
クラリネット四重奏:
山口真由 伊藤めぐみ 櫻田はるか 荒木こずえ
--------------------------------------------------
ハンガリー舞曲と言えば最初に浮かぶのはブラームスでしょうか。バルトークやリストもその独特の旋律に惹かれて曲を残しています。
ハンガリーの祖先は、もともとは中央アジア、モンゴルのほうからやってきた民族だそうです。哀愁漂う響きや情熱的で激しいメロディーはまさにジプシー。
17世紀と言えば150年にも渡るトルコによる支配が終わり、今度はハプスブルグ家による支配へと移った頃。幾度もの独立運動により1867年にようやくオーストリアとの二重帝国が認められましたがその後も長い間苦難が続きます。
ハンガリーの旋律がただ単に切ないだけでなく、どこか「帰りたい」と思わせるのは、そういった歴史もあっての事なのでしょうか…。
今回演奏する「17世紀の古いハンガリー舞曲」はとても素朴な舞曲ですが、そんな背景を背負った曲かと思うとまた違った聴き方が出来るかもしれません。(荒木)
--------------------------------------------------
*3月の演奏メニュー
3月25日(日)10時40分~ 於:本郷・金魚坂
コーヒーつき 1,500円
クラリネットカフェvol.4
トマジ「3つのディヴェルティメント」
ファルカシュ「17世紀の古いハンガリー舞曲」
ピアソラ「3つのタンゴ」
ほか
クラリネット四重奏:
山口真由 伊藤めぐみ 櫻田はるか 荒木こずえ
--------------------------------------------------
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://cafconc.asablo.jp/blog/2012/02/26/6349150/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。