ヴォカリーズ2013-07-27

ヴォカリーズとは(クラシック音楽では)母音唱法や発声練習を指します。ラフマニノフの「ヴォカリーズ」やラヴェルの「ハバネラ形式のヴォカリーズ練習曲」はそれぞれの良い例ですね。(といっても、この2曲が有名なのは声楽曲としてではなく、様々な楽器で演奏される小品として、の気もしますが...)

さてカフのヴォカリーズ集も4回目を迎え、佳境というより秘境(?)へ踏み込もうとしています。今回取り上げるメトネルの組曲は昨年演奏したソナタの姉妹作で、ゲーテの詩の世界を、しかし詩なしの母音で歌うというもの。ヴィエネルのブルースは、ジャジーなサックスやトランペットの音を声で模倣するかのような小品集。トゥリーナは器楽でいう演奏会用練習曲のような、6つの練習曲に序奏・間奏も連ねた大作です。

詳しくはまた。


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次回の演奏メニュー

2013年8月11日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第103回
ヴォカリーズ集vol.4〜組曲とブルース

メトネル「ヴォカリーズ組曲op.41-2」(全5曲)
ヴィエネル「3つのブルース」
トゥリーナ「ヴォカリーズ」(全6曲)

柳沢亜紀(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)

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