2日後に開催です!(ファゴット奏者からのオススメ)2024-12-12

グリエールの「ユモレスク」は、アニバーサリーやメモリアルの作曲家の曲を色々探した中で特に気に入って選んだ曲です。ピアノとの掛け合いと、緩急をつけるのが楽しく、耳に残るメロディーなので練習後はつい口ずさんでしまいます。こんなに親しみやすい曲なのに今まで知らなくて、ほかのファゴットの方が演奏しているのも聴いたことがなかったので、面白い曲に出会えてよかったなと思います。あっという間に終わってしまうような長さですが、楽しんで聴いていただければと思います。

ちなみに、曲を決めた後で、グリエールは生まれが12月30日(洗礼を受けたのは1月19日)と知り、この時期に彼の曲をやることで、まさに誕生を祝うことができるな、と思いました。

ところで最近、20年以上使ってきたリードケースを新調しました。まったく同じものを買ったのですが、並べてみると、古い方が少し小さく、縮んだかな?と思いました。色も全然違うので、ずいぶん使い込んだなぁと思います。新しいリードケースもこの先20年くらい(?!)使い込んでいきたいです。

今年がもう終わるのが信じられません。バラエティ豊かな作曲家たちと年越ししたいと思いますので、ぜひ足をお運びください。
<江草>


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今週末の演奏メニュー

2024年12月14日(土) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円

cafconc第165回
トリオのひととき〜ゆく年くる年

ファランク (1804-1875)「三重奏曲 op.45」より 終楽章
グリエール (1875-1956)「11の小品」より メロディ/ユモレスク
シェーンフィールド (1947-2024)「カフェミュージック」より 第2楽章
ジョリヴェ (1905-1974)「クリスマスのパストラール」全4曲
  1.星 2.東方の三博士 3.聖母と幼子 4.羊飼いの入場と踊り

石橋美時(フルート)
江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)

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1日後に開催です!(ピアノ奏者からのオススメ)2024-12-13

あっという間に(こればかり言っていますが)カフコンス前日です。

今回はいつも以上に選曲に時間がかかりました。もともと秋に似合いそうなトリオをメインに相談を始めましたが、時期がずれ込んだため「クリスマスのパストラール」に変更、そこからまた、トリオの名曲を並べるかクリスマスコンサートにするか、ジョリヴェが没後50年なので記念イヤー特集か、と悩んだ末、来年も含めた「ゆく年くる年」に決め、さらに色々な曲を持ち寄った中から厳選。練習を始める前にもうやり切った感がありました(笑)

どの曲も外し難かったので抜粋が多いのですが、グリエールは1つの曲集からフルートソロとファゴットソロ、という珍しい抜粋です。江草さんの見つけたファゴット曲「即興曲とユモレスク」の作品番号がop.35のなぜか「9と8」で、調べてみるとop.35のタイトルが「11の小品」、ファゴット曲の宝庫かと思いきや、中身はなんとフルート2曲、オーボエ2曲、チェロ1曲、クラリネット2曲、ファゴット2曲、ホルン2曲、の曲集で、フルートの曲も素敵!ということで1曲ずつ演奏することになりました。生誕150年の来年にはもっとグリエールの輪を広げたいです。

さて私のオススメは、ネタバレになりますがアンコールに用意している没後100年のフランスの作曲家の「カノン」です。フルートが「ソーソソードー」で始まるとファゴットが1小節後に「ラーララーレー」と追いかける(音程は音階に準じ、臨時記号も使用)トリッキーな作りですが、曲はただただ美しく、教会のオルガンのようでもあります。今年のカフコンスを厳かに(?)締めくくれたらと思います。
<川北>


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明日の演奏メニュー

2024年12月14日(土) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円

cafconc第165回
トリオのひととき〜ゆく年くる年

ファランク (1804-1875)「三重奏曲 op.45」より 終楽章
グリエール (1875-1956)「11の小品」より メロディ/ユモレスク
シェーンフィールド (1947-2024)「カフェミュージック」より 第2楽章
ジョリヴェ (1905-1974)「クリスマスのパストラール」全4曲
  1.星 2.東方の三博士 3.聖母と幼子 4.羊飼いの入場と踊り

石橋美時(フルート)
江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)

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トリオのひととき〜ゆく年くる年(カフコンス第165回)2024-12-14

*曲目

ファランク「三重奏曲」より
Louise Farrenc (1804-1875)
Trio op.45 (1857)
 終楽章 Presto

グリエール「11の小品」より
Reinhold Glière (1875-1956)
11 morceaux op.35 (1908)
 1. Mélodie メロディ(フルートとピアノ)
 8. Humoresque ユモレスク(ファゴットとピアノ)

シェーンフィールド「カフェミュージック」より
Paul Schoenfield (1947-2024)
Café music (1986)
 第二楽章 Andante moderato

ジョリヴェ「クリスマスのパストラール」
André Jolivet (1905-1974)
Pastorales de Noël (1943)
 1. L'etoile 星
 2. Les mages 東方の三博士
 3. La vierge et l'enfant 聖母と幼子
 4. Entrée et danse des bergers 羊飼いの入場と踊り

(デュボワ (1837-1924)「カノン」)


*出演

石橋美時(フルート)
江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)


*プログラムコメント

 本日のカフコンスは「ゆく年くる年」と題し、今年と来年のアニバーサリーとメモリアルの作曲家の作品の中から出演者三人で厳選した四曲を演奏します。
 前半は来年が没後150年のファランクと生誕150年のグリエールによる古典〜ロマン派の三重奏と二重奏、後半は今年四月に亡くなったシェーンフィールドへの追悼のブルースと、没後50年のジョリヴェが降誕物語の世界を描いた「クリスマスのパストラール」です。
 年末の慌ただしさをしばし忘れて、トリオのひとときをお楽しみいただけたら幸いです。


*ブログ

2024-12-22 ご来場ありがとうございました
2024-12-14 トリオのひととき〜ゆく年くる年(カフコンス第165回)
2024-12-13 1日後に開催です!(ピアノ奏者からのオススメ)
2024-12-12 2日後に開催です!(ファゴット奏者からのオススメ)
2024-12-11 3日後に開催です!(フルート奏者からのオススメ)
2024-12-05 ゆく年
2024-12-01 くる年
2024-11-16 冬のカフコンス