ブラスカフェ・明日開催です!2019-09-14

明日のカフコンスはホルンとトロンボーンのデュオで、21世紀アメリカの2作品と、17世紀イタリア作品を演奏します。

フランク・グリーノ(1987-)の「紺碧の夜明け(2012)」は、朝日が金管楽器に反射してキラーンと光るような、朝のカフコンス1曲目にふさわしい、これぞブラス!な小品です。ニューヨーク出身の32歳のバストロンボーン奏者グリーノさんの25歳の作。演奏者より若い作曲者はカフコンス初!

メインの「組曲(2015)」は、ジャズピアニストでもあるブルース・スターク(1956-)による、明晰でお洒落な4曲組(単純な真実/グルーヴ/子守歌/ロンド)。カリフォルニア出身のスタークさんはジュリアードで学んだ後、2013年までの20年以上、日本に住んでいたそうで、日本を題材にした作編曲や即興演奏もされています。

こんなモダンな曲が似合うホルンとトロンボーンですが、実は数世紀以上の歴史を持つ楽器、ということで、イタリアのバロック作品、ペトロニオ・フランチェスキーニ(1651-80)の「ソナタ」から第1、2楽章も取り上げます。

連休の中日ですが、お時間がありましたら是非、ブラスカフェへご来場ください!


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明日の演奏メニュー

2019年9月15日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第141回
ブラス・カフェ〜ホルンとトロンボーンの競演

フランク・グリーノ「紺碧の夜明け」
ペトロニオ・フランチェスキーニ「ソナタ」より
  1.Grave 2.Allegro
ブルース・スターク「組曲」
  1.単純な真実 2.グルーヴ 3.子守歌 4.ロンド

笠間芙美(ホルン)
森岡佐和(トロンボーン)
川北祥子(ピアノ)

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