「お花の歌とお話の歌」第3弾2019-11-10

ヴィエネルの「おはなしのうた」からの演奏曲目は、ラクダ、コウモリ、カンガルー、クマ、カメ、ペリカン、の6曲に決まりました。

この曲集に出会ったのは6年前、虫のカタログでルトスワフスキの蝶とバッタの歌を検討していた時です。詩人があの(プーランクの「消えた男」「最後の詩」の)デスノスと気づいて驚き、デスノスが友人ミヨーらの子供たちのために書いた詩集とわかって驚き、なんとヴィエネルもこの詩集に作曲していたと知って驚き、また「お花の歌とお話の歌」計80篇すべてに作曲していることにも驚き(ルトスワフスキは計9曲)、ものすごい鉱脈を掘り当てた気分で早速4曲を取り上げました。

詩はデスノスが「どんな節で歌ってもよい」と言うだけあって、言葉のリズムや響きの面白さで、子供が読んでいるうちに自然に節がついてしまいそうですが、ヴィエネルの歌曲は子供が歌うためではなく、寸劇や寓話風のシャンソンのような雰囲気です。

花のカタログでの6曲と合わせ、3回かけてやっと5分の1ですが、全曲制覇に向けて少しずつ演奏していきたいと思います!


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来週の演奏メニュー

2019年11月17日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第142回
こどものうたvol.2〜イマジネーションの世界

アーン「五つの小さな歌」(全5曲)
ヴィエネル「おはなしのうた」より
  ラクダ、コウモリ、カンガルー、クマ、カメ、ペリカン
プーランク「くじびき」(全7曲)
プレヴィン「Impressions」より *ピアノソロ
同「Matthew's piano book」より *ピアノソロ

渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)

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