クリスマス編2023-11-30

世の中にたくさんのクリスマスソングがあることは知っていましたが、一度にこんなに歌うとは思っていませんでした。どれも知らない曲ではありましたが、すっかり気に入ってしまいました。キリストの生誕が題材なので歌詞の内容は同じようなものです。しかし同じ生まれる場面でも凍てつく寒さをまず感じてしまうものもあれば、にぎにぎしさが感じられるものもあり、場面の切り取り方が面白いです。曲調としては、カントルーブ編曲のフランスのノエルは調性もはっきりとしておりメロディックですが、ニン編曲のスペインのノエルはリズムに特徴があり、とても簡単に口ずさめないような異国感があります。ピアノの前奏がまた素敵です。タルクマン編曲のヨーロッパのノエルは、親しみやすく伝統的な感じがします。雰囲気にぴったりのフルートのオブリガートが華やかさを添えてくれます。
でも、今回のプログラムはクリスマスソングのほんの一握りです。ひとつのイベントでこれだけ数多く、しかも古くから長い期間にわたり作曲され続け、多種多様な曲が世界中にあることがとても興味深いです。(渡辺)


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今週末の演奏メニュー

2023年12月3日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第162回
民謡紀行vol.9〜クリスマス編

カントルーブ「フランスのクリスマスの歌」全7曲
クラリ「ハンガリーのキャロル」より *
ニン「スペインのクリスマスの歌」全10曲
ショッカー「ルーマニアのキャロル」*
タルクマン「クリスマスの歌」より *

渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:周藤典子(フルート)*

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