春のトリオダンシュ(カフコンス第80回)2011-03-27

*曲目

ジャック・イベール「三重奏による五つの小品」
Jacques Ibert (1890-1962)
Cinq pièces en trio (1935)
  1.Allegro vivo
  2.Andantino
  3.Allegro assai
  4.Andante
  5.Allegro quasi marziale

ダリウス・ミヨー「パストラール」
Darius Milhaud (1892-1974)
Pastrale op.147 (1935)

ピアソラ「ブエノスアイレスの春」
Astor Piazzolla (1921-92)
Primavera Porteña (ca1969)

フローラン・シュミット「トゥールダンシュに」*ピアノとの4重奏
Frolent Schmitt (1870-1958)
A tour d'anches op.97 (1939-43)
  1.A courre 追尾
  2.Sur un rythme prévu 用意されたリズムで
  3.Nocturne - sarabande 夜想曲 - サラバンド
  4.Quasimodo カジモド(白衣の主日)

(J.S.バッハ「主よ人の望みの喜びよ」*ピアノとの4重奏)


*出演

中山正瑠(オーボエ)
荒木こずえ(クラリネット)
江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ*)


*プログラムコメント

 「Trio d'anches」とはオーボエ、クラリネット、ファゴットによる三重奏(anche=管楽器のリード)。20世紀初めのパリで、あるファゴット奏者の提唱から誕生したこの編成は、個性の異なる三楽器をリードという共通点のもとに組み合わせたことで、多様な表現と調和を併せ持っています。本日は、当時書かれたイベールとミヨーの三重奏、ピアノも加えたシュミットの四重奏に、近年のブームも記憶に新しいピアソラのタンゴ(トリオダンシュ版)を交えて演奏します。


*ブログ

2011-03-27 ご来場ありがとうございました
2011-03-27 春のトリオダンシュ(カフコンス第80回)
2011-03-26 アンコール予告
2011-03-22 春のトリオダンシュ<5>
2011-03-19 春のトリオダンシュ<4>
2011-03-17 春のトリオダンシュ<3>
2011-03-04 春のトリオダンシュ<2>
2011-02-25 小さなお客さまも大歓迎です
2011-02-20 春のトリオダンシュ<1>
2011-02-19 アンコール曲にまつわる記事をアップしました
2011-02-15 カフノーツ・バックナンバー公開

ご来場ありがとうございました2011-03-27

本日は交通事情も悪い中「春のトリオダンシュ」にご来場ありがとうございました。予告のアンコールはJ.S.バッハのカンタータ第147番「心と口と行いと生き方で」BWV147から「主よ人の望みの喜びよ」でした。(邦訳の謎については省略。147番といえば、今日プログラム中で演奏したミヨーもop.147!意味はないけどものすごい偶然!)

※なお3/27の入場料は、入場料総額から会場費(飲物代を含む)を差し引いた額を東北関東大震災義援金に寄付させていただきました。

次回4/24は、昨年10月からのクラリネット祭のひと区切りにふさわしい(?)クラリネット四重奏です。


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来月の演奏メニュー

4月24日(日)11時〜 於:笹塚Blue-T(中国茶つき1,500円)
クラリネットカフェvol.3

グランドマン「カプリス」
アルビノーニ「ソナタ ト短調」
ピアソラ「タンゴの歴史」

山口真由(クラリネット)
北岡羽衣(クラリネット)
中島みどり(クラリネット)
荒木こずえ(クラリネット)

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