アルゼンチン(2) ― 2026-10-04
ヒナステラの「5つのアルゼンチン民謡」を弾くことになりましたが、6/8拍子の中の3/4拍子というリズムにこんなに苦労するとは思ってもいませんでした。
3拍×2を2拍×3に部分的に置き換える(ヘミオラ)ことは珍しくないのですが、5曲目「ガト」のピアノパートは1曲を通して3/4のリズムが続いていて、3/4で弾くのは問題なくても6/8で弾こうとすると途端に難しく感じてしまうのです。
同じヒナステラのバレエ音楽「マランボ」は6/8と3/4が交錯していても完全に6/8に聴こえるので、試しにピアノパートを弾き比べてみたのですが、「ガト」のほうが左手の伴奏型に3/4の印象が強く、またそれがずっと6/8と平行していて、さらに右手は6/8の2拍目と5拍目を意識する音型(前回ブログの写真参照)なのもハードルが高いです。
6/8と3/4が分かりやすいバーンスタインの「アメリカ」は切り替えできていたつもりでしたが、よく考えると全部3/4の感覚だった気もしてきたり、6/8で弾いていたつもりのフランセの「マランベアンド」も、なぜか微妙に相手と合わなかったことを思い出しました...
やはり地球の裏側のリズムなのだと実感(絶望)しつつ、自分の中にわずかながら流れているかもしれない6/8の血をなんとかして増やすべく、アルゼンチンビールを飲んでみるなどの特訓中です。
(川北)
(追記:そういえば今更ですが、来月演奏するアギーラさんの「マランボ」の7/16拍子部分も3/4拍子の変形なのかもしれません!)
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*今月の演奏メニュー
2026年10月18日(日) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第170回
民謡紀行vol.10〜ラテンアメリカ編
ポンセ「人生を大切に」「シェリート・リンド」(ピアノ)
サス「ペルーのインディオの6つの歌」
ウズノフ「ネブリナ山(山頂のファゴット より)」(ファゴット)
ミヨー「ブラジレイラ(スカラムーシュ より)」(ファゴット)
ヒナステラ「5つのアルゼンチン民謡」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:江草智子(ファゴット)
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