ペルー ― 2026-10-11
今までにオーヴェルニュ地方ややバスク地方などの民謡を採譜し編曲された曲を歌ったことがあるが、中にとてもドラマティックに編曲されているものに出くわすことがある。内容は、まあ失恋であったりするわけだが、あまりに素敵で劇的なのでそれに乗っかって歌ってしまうと一体なんのジャンルなのか、という感じになり、とんでもなく悲劇的に歌って川北さんにびっくりされたりする。
今回のサス「ペルーのインディオの6つの歌」の三曲目などもそうで、内容は特に別れや失恋ではなく、両思いではないかもしれないが愛する人を慈しんでいるようなもので、多分歌だけであれば印象的な旋律ね、という感じである。でも意味を全く考えず譜面に則ってピアノとともに歌うと、ものすごく苦悩しているような雰囲気になってしまう。もしかしたら叶わぬ苦しみはあるのかもしれないが、そこまでか?という…。でもこんな風に編曲したくなってしまう旋律なのはよく分かる。匙加減が難しいところだ。
そう考えたら、五木の子守唄などは劇的編曲したくなりそうで、しかも内容も相当なので、ますます難しいなと考えたりする秋の夜長である。
(渡辺)
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*来週の演奏メニュー
2026年10月18日(日) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第170回
民謡紀行vol.10〜ラテンアメリカ編
ポンセ「人生を大切に」「シェリート・リンド」(ピアノ)
サス「ペルーのインディオの6つの歌」
ウズノフ「ネブリナ山(山頂のファゴット より)」(ファゴット)
ミヨー「ブラジレイラ(スカラムーシュ より)」(ファゴット)
ヒナステラ「5つのアルゼンチン民謡」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:江草智子(ファゴット)
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