謹賀新年 ― 2025-01-01

旧年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
さて2025年の干支は「乙巳」(きのと・み)ということで
巳年(ミドシ)の作曲家を探してみました。
性格は当たっている人もそうでない人も?
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乙巳(理想が高く執念深い 長蛇)
カリッシミ、フォーレ、ボザ 、ファルカシュ、ジョリヴェ、コスマ、ティペット…
丁巳(繊細で完璧主義者の 巻蛇)
シューベルト、ドニゼッティ、レオンカヴァッロ、エルガー、シャミナード、ユン…
己巳(気高く実力を秘めた 竜蛇)
ボワモルティエ、チマローザ、メンデルスゾーン、プフィッツナー、ルーセル、クラム、デニソフ、プレヴィン、スカルソープ…
辛巳(自由奔放で直感的な 蝮蛇)
トゥリンドベリ、ボッテジーニ、F.ドップラー、ガルシア=ヴィアルド、キール、バルトーク、エネスコ、ミヤコフスキー…
癸巳(世渡り上手な怠け者 臥蛇)
コレッリ、パッヘルベル、ボロディン、ブラームス、ドゥメルスマン、アプシル、ベンジャミン、L.ブーランジェ、グーセンス、ランゴー、モンポウ…
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偶然にも次回2/22には六十干支アニバーサリーのコスマを演奏します! お題は十二支に入れなかった猫ですが...
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*来月の演奏メニュー
2025年2月22日(土) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第166回
猫たちのカフェ
ヘギー「はじめに」
バーバー「修道士と彼の猫」
ソーゲ「猫 I & II(ボードレール)/猫(エリュアール)」
ボルトキエヴィチ「女と猫(ヴェルレーヌ)」
デュレ「猫(アポリネール)」
エルシュ=クレマン「猫」
コスマ「唯一無二の猫」
ベイツ「つかまったカナリア」
他 予定
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:石橋美時(フルート&ピッコロ)
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フランス王道詩人による猫の詩 ― 2025-01-08

次回2/22のカフコンスはソプラノ・フルート・ピアノによる「猫たちのカフェ」。魚と鳥に続くカフェシリーズ第3弾です。前回「鳥の歌」に「(フルート奏者も)たまには猫になってみたい」という歌詞があり、「コロラドの鳥」収録の歌曲集「トリスタンの動物園」に猫の曲もあったことから、次は猫にしよう!と軽いノリで決めてしまいましたが、他にはソーゲとバーバーくらいしか思いつかず、でも探してみると本格的な歌曲が集まりました。
ソーゲの2曲の「猫」は「悪の華(ボードレール)」の2篇によるもので、ソーゲは「動物たちと彼らの人間たち(エリュアール)」にも「猫」があり、魚カフェで取り上げたデュレの「動物詩集(アポリネール)」にも「猫」があり、さらにボルトキエヴィチのヴェルレーヌ歌曲集に「女と猫」も見つかりました。今回はこの5曲セットをメインに演奏します。
ワルツィングキャットや猫の二重唱とはまた違った、フランス文学の猫たちをお楽しみください!
(※写真は「動物詩集」の挿絵 by デュフィ)
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*来月の演奏メニュー
2025年2月22日(土) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第166回
猫たちのカフェ
ヘギー「はじめに」
バーバー「修道士と彼の猫」
ショッカー「オリーと私」 *フルートとピアノ
ソーゲ「猫 I & II(ボードレール)/猫(エリュアール)」
ボルトキエヴィチ「女と猫(ヴェルレーヌ)」
デュレ「猫(アポリネール)」
ショッカー「窓の外に、鳥が」 *ピッコロとピアノ
エルシュ=クレマン「猫」
コスマ「唯一無二の猫」
ベイツ「つかまったカナリア」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
*ゲスト:石橋美時(フルート&ピッコロ)
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トリスタンの動物園と猫の声 ― 2025-01-15

2/22猫の日のカフコンスは動物カフェシリーズ第3弾「猫たちのカフェ」です。メインがフランス王道詩人による本格歌曲なので、最後にはコスマなど楽しい3曲を集めました。
まず、デュレの「動物詩集」(Le bestiaire)を検索していて偶然見つけた、エルシュ=クレマンの「楽園の動物詩集」(Le bestiaire du paradis)から「猫」。猫が喉を鳴らす「Rron, rron」というリフレインが可愛らしい歌です。
そして、おなじみジョセフ・コスマの「唯一無二の猫」。このカフェシリーズではデスノスの言葉遊びの詩による歌曲集、ヴィエネル「お話のうた/お花のうた」とコスマ「トリスタンの動物園」を毎回取り上げてきましたが、ヴィエネルは計80曲もあるのに猫が登場しませんでした。コスマも残る2曲はカエルとクモなので今回限りとなりそうです(笑)
プログラム最後のベイツ「つかまったカナリア」は、ご想像通りカナリアが猫につかまり、しかしその猫もまた…?というお話です。題名こそ鳥ですが、「miaou」という鳴き声を連呼して猫特集を締めくくります。
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*来月の演奏メニュー
2025年2月22日(土) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第166回
猫たちのカフェ
ヘギー「はじめに」
バーバー「修道士と彼の猫」
ショッカー「オリーと私」 *フルートとピアノ
ソーゲ「猫 I & II(ボードレール)/猫(エリュアール)」
ボルトキエヴィチ「女と猫(ヴェルレーヌ)」
デュレ「猫(アポリネール)」
ショッカー「窓の外に、鳥が」 *ピッコロとピアノ
エルシュ=クレマン「猫」
コスマ「唯一無二の猫」
ベイツ「つかまったカナリア」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
*ゲスト:石橋美時(フルート&ピッコロ)
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