フランス王道詩人による猫の詩 ― 2025-01-08
次回2/22のカフコンスはソプラノ・フルート・ピアノによる「猫たちのカフェ」。魚と鳥に続くカフェシリーズ第3弾です。前回「鳥の歌」に「(フルート奏者も)たまには猫になってみたい」という歌詞があり、「コロラドの鳥」収録の歌曲集「トリスタンの動物園」に猫の曲もあったことから、次は猫にしよう!と軽いノリで決めてしまいましたが、他にはソーゲとバーバーくらいしか思いつかず、でも探してみると本格的な歌曲が集まりました。
ソーゲの2曲の「猫」は「悪の華(ボードレール)」の2篇によるもので、ソーゲは「動物たちと彼らの人間たち(エリュアール)」にも「猫」があり、魚カフェで取り上げたデュレの「動物詩集(アポリネール)」にも「猫」があり、さらにボルトキエヴィチのヴェルレーヌ歌曲集に「女と猫」も見つかりました。今回はこの5曲セットをメインに演奏します。
ワルツィングキャットや猫の二重唱とはまた違った、フランス文学の猫たちをお楽しみください!
(※写真は「動物詩集」の挿絵 by デュフィ)
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*来月の演奏メニュー
2025年2月22日(土) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第166回
猫たちのカフェ
ヘギー「はじめに」
バーバー「僧侶と彼の猫」
ショッカー「オリーと私」 *フルートとピアノ
ソーゲ「猫 I & II(ボードレール)/猫(エリュアール)」
ボルトキエヴィチ「女と猫(ヴェルレーヌ)」
デュレ「猫(アポリネール)」
ショッカー「窓の外に、鳥が」 *ピッコロとピアノ
エルシュ=クレマン「猫」
コスマ「唯一無二の猫」
ベイツ「つかまったカナリア」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
*ゲスト:石橋美時(フルート&ピッコロ)
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