HAPPY BIRTHDAY ノルベルト! ― 2017-02-08
今日はノルベルト・ブルグミュラー(1810-36)の208回目のお誕生日です。HAPPY BIRTHDAY ノルベルト!
ブルグミュラーと聞いて思い浮かぶピアノの練習曲はヨハン・ブルグミュラー(1806-74)のもので、今回とりあげる「クラリネットとピアノのためのデュオop.15(1834)」はその弟ノルベルトの作品。日本の家庭で弾かれない日はないほど親しまれるヨハンですが、演奏会でとなれば、兄弟の作品中このデュオが一番人気かもしれません。1月のクロイツァーの古典から一歩踏み出して、来たるべきロマン派の開花を予感させるような、明るく爽やかな二重奏です。春を待ちながら、ぜひ2月のカフコンスでお聴きになってください。
ところで生没年からも分かるとおり、ノルベルトは26歳で亡くなりました(湯治場で溺死?)。もっと多くの作品が書かれていれば、と思うと残念ですが、20台半ばで名を残すほどの天才だったとも言えます。メンデルスゾーンはノルベルトの葬儀に葬送行進曲を捧げ、シューマンはシューベルト(1828没、31歳)に続いてのノルベルトの早逝を悼み、ノルベルトの未完の交響曲の補筆もしていて、彼らが後輩ノルベルトをどれほど認めていたかが想像できます。
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*今週末の演奏メニュー
2017年2月11日(土・祝) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第124回
デュオのひととき〜春を待ちながら
ブルッフ「コル・二ドライ」
ブルグミュラー「クラリネットとピアノのためのデュオ op.15」
シューベルト「岩上の羊飼い」
小松陽子(クラリネット)
水野めぐみ(ピアノ)
ゲスト:大関花子(ソプラノ)
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ブルグミュラーと聞いて思い浮かぶピアノの練習曲はヨハン・ブルグミュラー(1806-74)のもので、今回とりあげる「クラリネットとピアノのためのデュオop.15(1834)」はその弟ノルベルトの作品。日本の家庭で弾かれない日はないほど親しまれるヨハンですが、演奏会でとなれば、兄弟の作品中このデュオが一番人気かもしれません。1月のクロイツァーの古典から一歩踏み出して、来たるべきロマン派の開花を予感させるような、明るく爽やかな二重奏です。春を待ちながら、ぜひ2月のカフコンスでお聴きになってください。
ところで生没年からも分かるとおり、ノルベルトは26歳で亡くなりました(湯治場で溺死?)。もっと多くの作品が書かれていれば、と思うと残念ですが、20台半ばで名を残すほどの天才だったとも言えます。メンデルスゾーンはノルベルトの葬儀に葬送行進曲を捧げ、シューマンはシューベルト(1828没、31歳)に続いてのノルベルトの早逝を悼み、ノルベルトの未完の交響曲の補筆もしていて、彼らが後輩ノルベルトをどれほど認めていたかが想像できます。
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*今週末の演奏メニュー
2017年2月11日(土・祝) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
cafconc第124回
デュオのひととき〜春を待ちながら
ブルッフ「コル・二ドライ」
ブルグミュラー「クラリネットとピアノのためのデュオ op.15」
シューベルト「岩上の羊飼い」
小松陽子(クラリネット)
水野めぐみ(ピアノ)
ゲスト:大関花子(ソプラノ)
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