明日のトリはファゴットソナタです2019-12-14

明日のカフコンスはアンドレ・プレヴィン追悼特集。最後に演奏する「ファゴットソナタ(1997)」は、ピッツバーグ響主席のNancy Goeresのために書かれ、99年にプレヴィンのピアノで初演されました。

この「ファゴットソナタ」を始め、作曲活動の精力的だった90年代(プレヴィン60代)の新作が、20年経った今では各分野のレパートリーとして定着してきています。作曲家プレヴィンにつけられる「指揮者の」とか「ジャズ奏者でもある」という枕詞はもう要らないのではないでしょうか。「"欲望という名の電車"やファゴットソナタで有名な」でもいいかもしれません(笑)

と言いつつ、この曲のようにカッコいいリズムが出てきたりすると、つい「ジャズも演奏するプレヴィンならでは」と書きたくなってしまいますが…


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明日の演奏メニュー

2019年12月15日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第143回
アンドレ・プレヴィン・メモリアル

カステルヌオーヴォ=テデスコ「プレヴィンの名によるタンゴ」pf
プレヴィン「ピーチ」fl/pf
同「インヴィジブル・ドラマー」より 第2番 pf
同「オペラ・欲望という名の電車」より
  私が欲しいのは魔法/海の香りがする sop/pf
同「ファゴットソナタ」fg/pf

柳沢亜紀(ソプラノ)
石橋美時(フルート)
江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)

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