フルート/オーボエ/クラリネット/ピアノによる四重奏(カフコンス第2回) ― 2003-03-02


*曲目
サンサーンス「デンマークとロシアの歌によるカプリス」
Camille Saint-Saëns (1835-1921)
Caprice sur des airs danois et russes (1887)
ダマーズ「四重奏曲」
Jean-Michel Damase (1928-)
Quatuor (1991)
1.Moderato
2.Allegretto
3.Andante
4.Allegro vivace
(ラヴェル「子供と魔法 より アマガエルのダンス」)
*出演
斎藤和志(フルート)
福井貴子(オーボエ)
大成雅志(クラリネット)
川北祥子(ピアノ)
*プログラムコメント
フルート、オーボエ、クラリネット、ピアノという四重奏は、ありそうで実はほとんど書かれていない。本日の二曲も、サンサーンスは演奏旅行のために、ダマーズは音楽祭のために書いた作品。いわば音楽会や演奏者が決まってから書かれたオーダーメイドなのである。(なお同じ編成の作品は、この二曲の他にミヨーとホルンボーのものが知られているに過ぎないと言っていいだろう。)
サンサーンスの「デンマークとロシアの歌によるカプリス」は、自身がピアニストとして管楽器の名手三人とともにロシアツアーを行った際に書かれた。ご当地ロシアの歌だけでなく、当時の皇帝アレクサンダー三世の"后の"出身地であるデンマークの歌まで盛り込むという念の入れようで、とりわけ大成功をおさめたそうだ。
ダマーズの「四重奏曲」はオクラホマモーツァルト国際音楽祭の委嘱作品。アメリカ中西部の小さな街で行われるこの音楽祭では、著名な作曲家による多くの室内楽作品が委嘱初演されている。サンサーンスからほぼ100年後に書かれた現代の作品ではあるが、(サンサーンスと同じく)革新派ではないと自ら断言するダマーズらしい、四楽章を通して聴きやすく華やかな曲である。
*カフノーツ
#02 天才とコーヒー
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