ブラジル ― 2026-10-13
当初はブラジルの作曲家ミニョーネの街角のワルツを演奏する予定だったのですが、アレクサンドル・ウズノフによるBassoon on the Top(山頂のファゴット)という曲集にブラジルの「ネブリナ山」(Pico da Neblina)という曲を見つけ、こちらに変更させていただきました。
山頂のファゴットは、ファゴット奏者でもあるウズノフによる、世界各地の山々を題した練習曲集で、エベレストや富士山など32の山が登場します。今回演奏する「ネブリナ山」は、アマゾンの森林の中にある山で、ポルトガル語で意味される通り「霧の峰」とも呼ばれ、曲からはのどかさや神秘的な雰囲気が感じられます。
もう一曲は、一転して陽気な、ミヨーのブラジレイラを演奏させていただくので、対照的な2曲を楽しんでいただければ幸いです。
ブラジル担当として、自宅ではネブリナ山のある地域の民族音楽や、ショーロ、モジーニャというジャンルの歌を聴いたりして、ブラジル気分を盛り上げています。
写真は、ネブリナ山の楽譜と一緒に、長年使っているブラジル産のファゴットケース(オランダで購入。自宅にあった唯一のブラジル産の物)を撮りました。楽譜は、難易度と比例しているわけでもなさそうなのですが、山の名前の下に標高が記載されていて面白いです。
(江草)
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*今週末の演奏メニュー
2026年10月18日(日) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第170回
民謡紀行vol.10〜ラテンアメリカ編
ポンセ「人生を大切に」「シェリート・リンド」(ピアノ)
サス「ペルーのインディオの6つの歌」
ウズノフ「ネブリナ山(山頂のファゴット より)」(ファゴット)
ミヨー「ブラジレイラ(スカラムーシュ より)」(ファゴット)
ヒナステラ「5つのアルゼンチン民謡」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:江草智子(ファゴット)
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ペルー ― 2026-10-11
今までにオーヴェルニュ地方ややバスク地方などの民謡を採譜し編曲された曲を歌ったことがあるが、中にとてもドラマティックに編曲されているものに出くわすことがある。内容は、まあ失恋であったりするわけだが、あまりに素敵で劇的なのでそれに乗っかって歌ってしまうと一体なんのジャンルなのか、という感じになり、とんでもなく悲劇的に歌って川北さんにびっくりされたりする。
今回のサス「ペルーのインディオの6つの歌」の三曲目などもそうで、内容は特に別れや失恋ではなく、両思いではないかもしれないが愛する人を慈しんでいるようなもので、多分歌だけであれば印象的な旋律ね、という感じである。でも意味を全く考えず譜面に則ってピアノとともに歌うと、ものすごく苦悩しているような雰囲気になってしまう。もしかしたら叶わぬ苦しみはあるのかもしれないが、そこまでか?という…。でもこんな風に編曲したくなってしまう旋律なのはよく分かる。匙加減が難しいところだ。
そう考えたら、五木の子守唄などは劇的編曲したくなりそうで、しかも内容も相当なので、ますます難しいなと考えたりする秋の夜長である。
(渡辺)
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*来週の演奏メニュー
2026年10月18日(日) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第170回
民謡紀行vol.10〜ラテンアメリカ編
ポンセ「人生を大切に」「シェリート・リンド」(ピアノ)
サス「ペルーのインディオの6つの歌」
ウズノフ「ネブリナ山(山頂のファゴット より)」(ファゴット)
ミヨー「ブラジレイラ(スカラムーシュ より)」(ファゴット)
ヒナステラ「5つのアルゼンチン民謡」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:江草智子(ファゴット)
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アルゼンチン(2) ― 2026-10-04
ヒナステラの「5つのアルゼンチン民謡」を弾くことになりましたが、6/8拍子の中の3/4拍子というリズムにこんなに苦労するとは思ってもいませんでした。
3拍×2を2拍×3に部分的に置き換える(ヘミオラ)ことは珍しくないのですが、5曲目「ガト」のピアノパートは1曲を通して3/4のリズムが続いていて、3/4で弾くのは問題なくても6/8で弾こうとすると途端に難しく感じてしまうのです。
同じヒナステラのバレエ音楽「マランボ」は6/8と3/4が交錯していても完全に6/8に聴こえるので、試しにピアノパートを弾き比べてみたのですが、「ガト」のほうが左手の伴奏型に3/4の印象が強く、またそれがずっと6/8と平行していて、さらに右手は6/8の2拍目と5拍目を意識する音型(前回ブログの写真参照)なのもハードルが高いです。
6/8と3/4が分かりやすいバーンスタインの「アメリカ」は切り替えできていたつもりでしたが、よく考えると全部3/4の感覚だった気もしてきたり、6/8で弾いていたつもりのフランセの「マランベアンド」も、なぜか微妙に相手と合わなかったことを思い出しました...
やはり地球の裏側のリズムなのだと実感(絶望)しつつ、自分の中にわずかながら流れているかもしれない6/8の血をなんとかして増やすべく、アルゼンチンビールを飲んでみるなどの特訓中です。
(川北)
(追記:そういえば今更ですが、来月演奏するアギーラさんの「マランボ」の7/16拍子部分も3/4拍子の変形なのかもしれません!)
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*今月の演奏メニュー
2026年10月18日(日) 10時30分開演 (10時10分開場 11時30分終演予定)
於:本郷・金魚坂 (新店舗) / コーヒーまたは中国茶つき 1,800円
cafconc第170回
民謡紀行vol.10〜ラテンアメリカ編
ポンセ「人生を大切に」「シェリート・リンド」(ピアノ)
サス「ペルーのインディオの6つの歌」
ウズノフ「ネブリナ山(山頂のファゴット より)」(ファゴット)
ミヨー「ブラジレイラ(スカラムーシュ より)」(ファゴット)
ヒナステラ「5つのアルゼンチン民謡」
渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)
ゲスト:江草智子(ファゴット)
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