シャミナードのサロン歌曲2014-06-20

プログラム前半は、ヴァイルが雨の日のカフェ、ツェムリンスキーが文芸酒場、そしてシャミナードはサロンでお茶、のイメージです。ちょっとヘンなハシゴでしょうか(笑)

シャミナード(1857-1944)は19〜20世紀の古き良き時代のフランスのサロンで脚光を浴びた作曲家。作曲者は女性ですが、曲は男の子の歌を並べてみました。「宝石箱(1902)」は、彼女を宝石に例えて褒めまくる、まるで褒め言葉の宝石箱や〜!な詞。「隣人(1888)」は、いつも家に来ていたお隣の女の子の思い出の歌。

そして、ヴァイルの雨の歌から始まったプログラム前半を、雨の中を歩く「素敵な気分(1903)」で閉じたいと思います。なぜ雨の中で素敵な気分なのかは当日の字幕でのお楽しみ(まあ分かりきった事ですが)。


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今週末の演奏メニュー

2014年6月22日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第109回
雨の日のカフェ〜カフェコンセールの歌姫vol.6
(*日本語字幕付き原語演奏)

タンスマン「雨の日」*piano-solo
ヴァイル「雨が降る/別れの手紙」
ツェムリンスキー「キャバレーソング」
  太陽横丁/ボンバルディル氏
シャミナード「宝石箱/隣人/素敵な気分」
タンスマン「ブルース形式の前奏曲 第1番」*piano-solo
ブリテン「キャバレーソング」
  教えて 愛って何?/葬儀のブルース/ジョニー/カリプソ

渡辺有里香(ソプラノ)
川北祥子(ピアノ)

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