恒例の朝の超高音2022-06-20

for high voice and piano
カフコンスも150回、しみじみ時間の経過を感じます。

私にとってカフコンス=朝の超高音。いい声を保つための普段の理想の生活としては、例えば朝は早過ぎず遅過ぎず起床して水分や食事を摂り、散歩やストレッチなど軽く体を動かして、11時頃声を軽く起こし、午前中は高い声は出さないでおくのですが、カフコンスではルチアの狂乱の場やグリエールのコンチェルトなど、リハーサルも含めて10時前から数々の超高音を出してきました。

前の日までに声の調子をどんなに整えても、そして当日、本番まで穏やかに過ごせるよう行動の段取りを綿密に予定しておいても、朝、目覚めたら体の状態が一転している、なんてこともよくあります(寝ている間に一体何が起こっているの?)。大抵お昼過ぎ頃には歌える体に戻るのですが、カフコンスではそれだと終演後。なんなら早朝担当のアナウンサーのように夜寝ないで起きたまま朝のコンサートを迎えたいくらいです。

今回歌うのはアメリカの作曲家・指揮者・ピアノ奏者リーバーマンの「優しい声が消えても op.127(2014年)」と「勿忘草 op.135-5(2019年)」の2曲ですが、「勿忘草」はまたしても超高音!(わざわざ「高い声のための」とまで書いてあります。 )当日の超高音はこれから1週間の暮らしぶりにかかっているのです…(柳沢)


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今週末の演奏メニュー

2022年6月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円
※この回に限り、当日60歳の方は無料でご入場いただけます!

cafconc第150回
還暦祝い〜60歳の作曲家たち

アムラン「子犬のワルツ」(ピアノソロ)
ハフ「ブリッジウォーター」(ファゴットとピアノ)
リーバーマン「優しい声が消えても」他(ソプラノとピアノ)
シルヴェストリーニ「カプシーヌ通り」他(オーボエソロ)
シュナイダー「フルートソナタ」(フルートとピアノ)

川北祥子(ピアノ)
江草智子(ファゴット)
柳沢亜紀(ソプラノ)
荒木良太(オーボエ)
中村淳(フルート)

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