REIWAの「I」2019-05-09

ファゴットとピアノで綴るR・E・I・W・A
「ファゴットとピアノで綴るR・E・I・W・A」の「I」は、近代イギリス印象派と呼ばれるアイアランド(Ireland 1879-1962)のピアノ曲「アーモンドの木(1913)」。アイアランドは私のピアノ曲でのお気に入りベスト3に入る作曲家で、REIWA計画を聞いて即「Iはもらいます!」と宣言しました。

カフコンスではピアノ三重奏曲「幻想」や、ピアノ曲「四月」「緑の道」、カレンダーでも「桜の木」を演奏してきましたが、他にも候補曲を挙げた中で、江草さんから「令和っぽい」と予期せぬ太鼓判を押されたのが「アーモンドの木」です。「万葉集の詠まれた宴が思い浮かぶ」と言われて戸惑ったのですが、wikiを読むと、令和の典拠は梅花の宴での歌を集めた章で「万葉当時の花見は、桃や梅などの中国伝来の花を見るのが一般的」とあり、まさにその通りでした。(川北)


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今月の演奏メニュー

2019年5月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第138回
ファゴットとピアノで綴るR・E・I・W・A

R:ロッシーニ「ファゴット協奏曲」より
E:エルガー「ロマンスop.62」
I:アイアランド「アーモンドの木」(ピアノソロ)
W:ウィリアムズ「五つの聖なる木」より
A:アーノルド「ファンタジーop.86」(ファゴットソロ)

江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)

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