明後日開催です!2018-11-30

明後日のカフコンス「アドベント・カフェ〜クリスマスの贈り物」は、10月に引き続きソプラノとフレッシュなフルートのアンサンブルによるプログラムですが、今回はなんと母娘の競演!ということで、お二人にインタビューしてみました。

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◆親子共演はどんな気分ですか?

娘(石橋美時・フルート):母と演奏することも、歌とのアンサンブルも初めてなので、とても新鮮です!

母(石橋香緒里・ソプラノ):夢の共演、うれしいですが、こんなに早く実現して戸惑っています。

◆普段の演奏と違うところはありますか?

娘:もちろん住んでいるところが同じなので、練習しているかどうかお互いに牽制しあっていました(笑)

母:私は自分の歌うことに必死で何ら変わるところはありません。もう少し、自分に余裕があれば、娘とのアンサンブルを楽しめるのになあと思っています。でもうれしいものですね。二人だけで合わせる時にリラックスし過ぎて緊張感がなかったのは反省です。

◆今回イチオシの曲は?

娘:「三つのクリスマスの歌」。マルタンのバラードはよくフルートで演奏されますが、この曲はその雰囲気もありつつ古い聖歌のようなところもあって面白いです。

母:カフェでコーヒーの香りの中で聴く「コーヒーカンタータ」が楽しいかなと思います。

◆それぞれのソロはどんな曲ですか?

娘:ロマン派の協奏曲はフルートにはあまり残されていないので、ロンベルクはとても貴重な作品です!華やかな雰囲気が出せるように頑張ります。

母:アヴェマリアは、馴染みのあるピアソラがアヴェマリアも書いているとは面白いと思いました。ヒンデミットは学生時代に歌って以来、ずっとご無沙汰でした。難しいながらも惹かれるヒンデミットの世界、特に時季にあったマリアの歌に挑戦してみました。

◆最後にもう一言PRを

娘:色々な国、時代のクリスマスを、演奏を通して感じていただけたら嬉しいです!

母:アドヴェントのこの時に、歌の中に出てくるGiftという言葉をかみしめていただけたらと願います。三人の王様のGift、羊飼いたちの歌のGift、御子イエスの微笑みのGift... ステキなアドヴェント、クリスマスになりますように。


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今週末の演奏メニュー

2018年12月2日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第134回
アドベント・カフェ〜クリスマスの贈り物

バッハ「コーヒーカンタータ」より sop,fl,pf
  ああコーヒーの何と甘いこと
ロンベルク「フルート協奏曲 ロ短調」より fl,pf
  第1楽章
ピアソラ「アヴェマリア」 sop,pf
ヒンデミット「マリアの生涯」(1948年版)より sop,pf
  マリアの訪問/キリストの誕生
マルタン「クリスマスの三つの歌」 sop,fl,pf
  贈り物/クリスマスの絵/羊飼い

石橋香緒里(ソプラノ)
石橋美時(フルート)
川北祥子(ピアノ)

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