デュエットでした...2017-11-21

今週末のカフコンスはヴァイオリン、チェロ、ピアノによる「トリオのひととき〜感傷的な散歩道」で、10月のカレンダーでもデュボワの「感傷的な散歩道」をピアノトリオとご紹介していたのですが、楽譜の表紙には「ピアノ伴奏を伴うヴァイオリンとチェロのためのデュエット」と書かれていた事に今更ながら気づきました...orz (言われてみれば、特に主部ではピアノがアルペジオの伴奏型ばかりかも...)もしかしたら、この曲を献呈されている2人のコンセルヴァトワール教授というのがヴァイオリンとチェロの奏者で、2人のために作曲し(始めたがトリオ的な作品となっ)たのかもしれません(ちなみに同年のピアノトリオ第1番は、初演でピアノを担当したサンサーンスに献呈されています)。

気になって他の曲の編成の表記もいろいろ見ていたら、ヴィドールの「アルザスの夕べ op.52」では「ヴァイオリンとチェロにピアノの伴奏を伴うトリオ」となっていたので(こちらも2人の方に献呈)、デュボワもデュエットとピアノによる三重奏ということで...


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今週末の演奏メニュー

2017年11月26日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第130回
トリオのひととき〜感傷的な散歩道

デュボワ「感傷的な散歩道」
ヴィドール「三重奏曲 op.19」

本郷幸子(ヴァイオリン)
任炅娥(チェロ)
川北祥子(ピアノ)

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