デュボワ「ソナチネ・タンゴ」2016-11-22

今週末のカフコンスでは、ノルウェーの「秋」中国の「平湖秋月」の秋コーナーを挟んで、メインには物悲しい小唄を主題とする(ものの、中身はかなりヒネくれている)イタリアの「変奏曲」、冒頭にはフランスの「ソナチネ・タンゴ」を演奏します。

ピエール・マックス・デュボワ(1930-95)の「ソナチネ・タンゴ」(1984)は今回偶然に見つけた曲で、衝撃的カッコ良さにKOされて楽譜を即ネット注文しました。(昔、図書館を巡ってひたすら蔵書カードをめくったり、楽譜屋さんで各社カタログを見せてもらったりしていたのを思い出すと歳を感じます…)

ファゴットでタンゴというと、哀愁を帯びたスローなのを想像しがちですが、これは激しいタンゴです。普段どちらかといえば控えめなファゴットの意外な姿にビックリして惚れ直しちゃうこと請け合いです。

デュボワはユーモラスなペンギンの曲も書いてくれてるので、いつものほのぼのとしたファゴットがお好きな方はそちらをどうぞ。

全然関係ありませんが写真はピーナツのお菓子。20色の中から好きなものをカップに詰められるのですが、無計画に詰めていってピンクのイチゴ味が入らなくなってしまった結果、秋っぽい配色になりました!(K)


--------------------------------------------------

今週末の演奏メニュー

2016年11月27日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第122回
秋の日のファゴットの溜息の...

P.M.デュボワ「ソナチネ・タンゴ」より 第1,4楽章
セーヴェルー「秋」
陳培勲「平湖秋月」*ピアノソロ
ヌッシオ「ペルゴレージのアリエッタによる変奏曲」

江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)

--------------------------------------------------

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログのタイトルにもなっているカフェコンサートの名前は?(カタカナ5文字でお答えください。)

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://cafconc.asablo.jp/blog/2016/11/22/8258220/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。