すっかり秋ですね2016-11-14

秋に似合う曲というと、物悲しいものや感傷的なものが思い浮かびます。実際には美味しいものがたくさんあって幸せだったり、黄金色のイチョウ並木も(つぶれた実はともかく)ロマンティックなのに、どうしてなんでしょう。

今回のメイン(テーマ的な)の「ファゴットとピアノのための秋」(1916)も、「自分の作品は恐ろしく物悲しい」と公言するノルウェーの巨匠セーヴェルー(1897-1992)の作。といっても10代の頃の未出版作品で、これに惚れ込んだ江草さんが楽譜を探し当てて、演奏できることになりました。その魅力はたぶん次回ブログで江草さんが語ってくれると思います。

(「ゆく秋の寂しさ身にしみる」なんて言われたら、ハガキのパンダ君は2月6月に登場したガールフレンドとうまくいってるのか心配なK)


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来週末の演奏メニュー

2016年11月27日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第122回
秋の日のファゴットの溜息の...

セーヴェルー「秋」
陳培勲「平湖秋月」*ピアノソロ
ヌッシオ「ペルゴレージのアリエッタによる変奏曲」
他 予定

江草智子(ファゴット)
川北祥子(ピアノ)

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