日曜演奏会2013-09-18

「日曜演奏会」とは、メンデルスゾーン家で1822年頃に始まった隔週の日曜の午前のコンサートです。(カフコンスみたい!)

子供達の教養を披露する場として自宅で開かれていたこの定期演奏会は、やがて数百人の会場で宮廷楽団や合唱団も雇って催されるようになり、フェリックスはここで存分に試演や指揮の経験を重ねました。初期の傑作「八重奏曲op.20(1825)」や「真夏の夜の夢 序曲op.21(1826)」も日曜演奏会で初演されています。

フェリックスが29年3月にバッハの「マタイ受難曲」復活公演を成功させ、4月から海外へも活躍の場を広げると、日曜演奏会は姉ファニーに引き継がれました。同年1月の「協奏的変奏曲op. 17」はフェリックスが日曜演奏会を拠点としていた最後期の作品で、弟パウルとの競演を楽しむために書かれたものと想像されます。また後年の「チェロソナタ第1番op.45(1838)」もパウルの助言を受け、彼に捧げられています。

前置きが長くなりましたが、今回のカフコンスはそんな兄弟デュオに想いを馳せ、また第51回「メンデルスゾーン姉弟の三重奏」とも揃えて、「デュオの楽しみ〜メンデルスゾーン兄弟の二重奏」と命名しました。今週末は日曜演奏会に是非お出かけ下さい。
(つづく)


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今週末の演奏メニュー

2013年9月22日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第104回
デュオの楽しみ~メンデルスゾーン兄弟の二重奏

メンデルスゾーン「無言歌 ニ長調 op.109」
同「チェロソナタ第1番 変ロ長調 op.45」

船田裕子(チェロ)
江口久美子(ピアノ)

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