ビール100本プロジェクト・常温2013-05-03

あと49本!
「カフコンス100回おめでとう。ビール100本プロジェクト」
4月の虫カフ合わせ期間中に予定外に飲んじゃった3本の記録です。

冷やしていなかったので
常温でも大丈夫そうなスタウト系と、
「現地でちゃんと冷えてない事が多そう」という勝手な想像で
シンガポールのタイガーをチョイス。

このぬるいタイガーが
ちょっと肌寒い日になかなかいい感じでした!

真夏に冷えきってないアジアンビールも
熱帯夜気分で盛り上がれるかも?
ぬるさにガマンできなくて氷入れてみたり...

などと妄想しつつ、これから気温も上がってくると
ギンギンに冷えたドライ系が飲みたくなるんでしょうね。

<第6回記録>
・参加者:2名
・飲んだビール:3本
・一番人気だったビール:タイガー
・残りあと 49

<バックナンバー>
第6回・常温
第5回・飲み比べ
第4回・フローズンスタウト
第3回・ホットスタウト
第2回・ビアカクテル
第1回・旗揚げ
カフコンス100回おめでとう。ビール100本プロジェクト


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次回のカフコンスの演奏メニュー

2013年6月16日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第102回
ホルンとサックスの響き

モーツァルト「ホルン協奏曲第3番K.447」より 第1楽章 hr.pf.
ノイリンク「バガテル」hr.pf.
バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より sax.
モーツァルト「ホルン五重奏曲K.407による三重奏曲」hr.sax.pf.

笠間芙美(ホルン)
伊藤あさぎ(サクソフォン)
川北祥子(ピアノ)

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ホルンとサックスの競演2013-05-14

特殊な曲目だった4月に続き、6月は曲目こそスタンダードなものの編成が特殊。なんとモーツァルトのホルン五重奏をホルン・サックス・ピアノで演奏しようという、もしかすると世界初かもしれない試みです。←ちょっと大きく出てみましたw

ホルンとサックスという組み合わせには「二人が仲良しだから」という単純明解で切実な理由がありまして、このような「編成ありき」で演奏したい場合には

1)その編成の作品を何とか探し出す
2)新曲を書く/委嘱する
3)その編成用に編曲する
4)楽器を置き換えて演奏する

等を検討するわけですが、今回はあまりに特殊な編成ゆえ、「ホルン、ヴァイオリン、ヴィオラ2本、チェロの五重奏」の「ホルン、ヴァイオリン、ピアノ用の編曲」を「ホルン、サックス、ピアノで演奏」という複雑な楽器の置き換えになりました。
(↑「編曲+置き換え」ですが、三重奏版のホルンとヴァイオリンはほぼ原曲通りなので、他のパートをピアノに置き換えていると言えます。)

使用する三重奏版はErnst Naumann(ブラームスと同世代の作・編曲家)による定番。「編曲」には賛否両論あるかと思いますが、原曲でもホルンとヴァイオリンの二重奏的な場面が多いので2本+ピアノに編曲するのは自然な発想ですし、ブラームスのホルントリオと同じ編成のレパートリーが増えるのはとても嬉しい事です。

「サックスでモーツァルト」にも賛否両論あるかと思いますが、「否」の方にも是非ご来場いただいて意外な調和をご体験いただけたらと思います。「賛」の方はどうぞご期待を!


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次回の演奏メニュー

2013年6月16日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第102回
ホルンとサックスの響き

モーツァルト「ホルン協奏曲第3番K.447」より 第1楽章 hr.pf.
ノイリンク「バガテル」hr.pf.
バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より sax.
モーツァルト「ホルン五重奏曲K.407による三重奏曲」hr.sax.pf.

笠間芙美(ホルン)
伊藤あさぎ(サクソフォン)
川北祥子(ピアノ)

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編曲と置き換え(補足)2013-05-30

先日のブログについて「編曲と置き換えの違いは?」というご質問をいただきました。ご指摘ありがとうございます(焦)

まず、「置き換え」は「別の楽器で演奏する」事を指したつもりです。今回バッハの無伴奏パルティータやモーツァルトの五重奏のヴァイオリンパートをサックスで演奏するのがこれにあたります。サックスで演奏不可能な音域や奏法の箇所は部分的に「最適化」したりもしますが、基本的には原曲に忠実に演奏します。

置き換えは作曲家や出版社が推奨する場合もあり、例えば今回使用する「三重奏」の楽譜は、ホルンパートとしてホルン、ヴィオラ、チェロの3種類のパート譜がセットされています。ブラームスのホルン三重奏曲のホルンパートもヴィオラ、チェロで演奏可能として出版されていて、ブラームス自身はヴィオラは了承したもののチェロには反対していたというエピソードがあります。

「編曲」は、平凡社音楽大事典から要約すると
〜〜〜〜〜
ある楽曲を他の演奏形態に適するように改変すること。
(1)編曲者の独自性よりも原曲の規範性を重視して書き改めるもの
(2)原曲に解釈を加え、編曲者の創意や独自性を反映したもの
(3)異なった演奏形態のための書き直し自体を目的としたもの
等がある。
〜〜〜〜〜
とのこと。

今回ホルン協奏曲をピアノ伴奏で演奏するのが(1)で、オーケストラ部分をピアノで演奏することや編曲者には特に触れないのが普通です。

Naumann編曲の三重奏は、五重奏を3人で演奏するというアイディアは(3)ですが、ヴィオラ2本とチェロの部分をほぼそのままピアノで演奏するように書かれている点は(1)でもあります。「五重奏曲」を3人で演奏するので「編曲」と説明していますが、もし原曲の曲名が「ソナタ」か何かだったら、わざわざ編曲とは言わずに演奏したかもしれません(笑)。4月に演奏した独奏版「熊蜂の飛行」も(3)ですが、原曲に沿っているからか、あまり編曲とは呼ばれませんね。「置き換え」も改変を伴わない(3)と言えます。

(2)が指すのは、2月のブラームス「私は心から願う」や、昨年9月の変奏曲、8月のコチシュ編「ヴォカリーズ」のように、原曲からの独自な改変を伴うものと思われます。が、(1)(3)に創造性が乏しいわけではなく、ラヴェル編「展覧会の絵」は原曲に沿った編曲(3)であってもオーケストレーションには「編曲者の創意や独自性」が反映されています。また、いわゆる「使い回し」に新たな魅力を発見することも多々あります。

例えばモーツァルトの「弦楽五重奏曲K.406」は「管楽八重奏曲K.388」からの編曲(3)で、楽譜の販売戦略のために書かれたと言われますが、どちらの編成も魅力的。さらに今ではこの弦楽五重奏曲が木管五重奏で演奏されたりもするのでカオスですが、名曲は編成を問わずどんどん演奏するのが吉、じゃないでしょうか。

と、話はそれましたが、Oさん、お解りいただけましたか...?


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次回の演奏メニュー

2013年6月16日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

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ホルンとサックスの響き

モーツァルト「ホルン協奏曲第3番K.447」より 第1楽章 hr.pf.
ノイリンク「バガテル」hr.pf.
バッハ「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番」より sax.
モーツァルト「ホルン五重奏曲K.407による三重奏曲」hr.sax.pf.

笠間芙美(ホルン)
伊藤あさぎ(サクソフォン)
川北祥子(ピアノ)

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