テレマン「四重奏曲 ト長調(食卓の音楽 第1集)」より2013-03-13

皇妃の次は貴族のために書かれた作品、テレマン(1681-1767)の「食卓の音楽」(1733年出版)です。

サンサーンスとダマーズの間に何故ドイツ物?と思われるかもしれませんが、当時のトレンドは「フランス宮廷風」。「Tafelmusik」と独語で呼ばれるテレマンの「食卓の音楽」も実はフランス風作品で、原題は仏語なんです。

クラリネットとピアノの入ったアンサンブルで何故バロックなのかは何というか曲もないのでお察し下さい...(焦) 原曲はフルート、オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音の4重奏で、今回はヴァイオリンパートをクラリネットで、通奏低音をピアノで演奏します。

というわけで2曲目はフランス宮廷風「Musique de table(食卓の音楽)」第1集から「Quatuor(四重奏曲)」の1,4楽章。宮廷の祝宴の音楽ですので、カフコンスでもぜひコーヒーを召し上がりながらお聴きになってみてください♪


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今月の演奏メニュー

2013年3月20日(水・祝) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第100
フルート・オーボエ・クラリネット・ピアノによる四重奏

サンサーンス「デンマークとロシアの歌によるカプリス」
テレマン「四重奏曲 ト長調 (食卓の音楽 第1集)」より 1,4楽章
ダマーズ「四重奏曲」

梶川真歩(フルート)
若木麻有(オーボエ)
荒木こずえ(クラリネット)
川北祥子(ピアノ)

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