謹賀新年2013-01-01

新年の蒸し寿司(本文とは関係ありません)
新年おめでとうございます。

おかげさまでカフコンスは10周年(11年目)、3月に100回目を迎えますが、特に記念イベントはありません(苦笑) いつも通りに開催していきますので今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて今年は巳年なので蛇ネタを少し。

今年最初(2月17日)のカフコンスではブラームスのクラリネット三重奏曲を中心に演奏しますが、ブラームスは晩年のクラリネット作品の全てにop.1のピアノソナタと同じ音型を用い、「蛇が自分の尻尾を噛み、輪は閉じた」とコメントしました(その音型とはバッハの「マタイ受難曲」にも使われたコラールからの引用で、彼の心情を象徴的に表すとも言われます)。またブルックナーの交響曲を「交響的大蛇」と酷評したエピソードも有名です。なんだか蛇コメントが目立つ気がしませんか?

そういえばブラームスの生まれた1833年はちょうど180年前、ということは巳年で、しかも今年と同じ「癸巳」なんですね! カフコンスでは「干支的記念イヤー」と呼ぶ事にしたいと思います(笑)


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次回の演奏メニュー

2013年2月17日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーまたは中国茶つき 1,500円

cafconc第99回
ブラームスとミュールフェルト

L.マハツ「春が来た op.33-1」(cl/pf)
W.ベルガー「クラリネット三重奏曲 op.94」より第3楽章
ブラームス「クラリネット三重奏曲 op.114」
予定

大橋裕子(クラリネット)
船田裕子(チェロ)
川北祥子(ピアノ)

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