レベッカ/スコーン ― 2012-05-10
今回はフリスキンとアイアランドのトリオを中心に演奏しますが、2曲の間にはレベッカ・クラーク(1886−1979)の小品「子守唄」を挟むことにしました。ヴィオラ奏者としても活躍した彼女の室内楽の多くは自身の演奏の為に作曲されており、ヴィオラ(またはヴァイオリン)とチェロのための「子守唄」(1916〜8年頃)は、同じイギリス出身の国際的な女性チェリストMay Mukleとのデュオのために書かれた二重奏曲です。
レベッカもまた、コベットの作曲コンクールの全入賞者を輩出したスタンフォード門下の一人でした(彼女の作品リストに1905〜07年頃の弦楽四重奏、ピアノ三重奏はありませんが、08年にスタンフォードに「才能を認められて」入門したというレベッカなので、コンクールに応募していた可能性もないとは限りません)。同門のフリスキンとは42年頃にニューヨークで再会し(フリスキンは14年、レベッカは16年に渡米)、44年に結婚、レベッカは2人(ヴィオラとピアノ)のために「I'll bid my heart be still」(スコットランド古謡による小品)を作曲しました。
さて食文化研究はクロテッドクリームとジャムを添えたスコーン。スコーンというとケ○タの大きいスコーンが思い浮かんでいましたが、元々は「一口大の」という語源だということで、小さく作ってみました。
--------------------------------------------------
*今週末の演奏メニュー
2012年5月13日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーつき 1,500円
イギリスの三重奏
ブリッジ「9つのミニアチュア」より ←追加しました(5/9)
フリスキン「幻想三重奏曲」
レベッカ・クラーク「子守唄」(vn&vc)
アイアランド「幻想三重奏曲(三重奏曲第1番)」
島﨑祐子(ヴァイオリン)
船田裕子(チェロ)
川北祥子(ピアノ)
--------------------------------------------------
レベッカもまた、コベットの作曲コンクールの全入賞者を輩出したスタンフォード門下の一人でした(彼女の作品リストに1905〜07年頃の弦楽四重奏、ピアノ三重奏はありませんが、08年にスタンフォードに「才能を認められて」入門したというレベッカなので、コンクールに応募していた可能性もないとは限りません)。同門のフリスキンとは42年頃にニューヨークで再会し(フリスキンは14年、レベッカは16年に渡米)、44年に結婚、レベッカは2人(ヴィオラとピアノ)のために「I'll bid my heart be still」(スコットランド古謡による小品)を作曲しました。

さて食文化研究はクロテッドクリームとジャムを添えたスコーン。スコーンというとケ○タの大きいスコーンが思い浮かんでいましたが、元々は「一口大の」という語源だということで、小さく作ってみました。
--------------------------------------------------
*今週末の演奏メニュー
2012年5月13日(日) 11時開演(10時40分開場)
於:本郷・金魚坂 / コーヒーつき 1,500円
イギリスの三重奏
ブリッジ「9つのミニアチュア」より ←追加しました(5/9)
フリスキン「幻想三重奏曲」
レベッカ・クラーク「子守唄」(vn&vc)
アイアランド「幻想三重奏曲(三重奏曲第1番)」
島﨑祐子(ヴァイオリン)
船田裕子(チェロ)
川北祥子(ピアノ)
--------------------------------------------------
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://cafconc.asablo.jp/blog/2012/05/10/6442610/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。