オーヴェルニュの歌2011-11-18

maison d'Auvergne
(写真は「オーヴェルニュの家」の形のフェーブです。)

「オーヴェルニュの歌」は、オーヴェルニュ地方出身の作曲家カントルーブ(1879-1957)が故郷の民謡を収集してオーケストラ伴奏を付けた曲集。今回は、全5集27(30?)曲の中から、7(9?)曲を選んで演奏します。

以下は演奏者からのコメント。

「オーヴェルニュの歌」の魅力はおおらかに愛や恋を語るところ。羊飼いたちは、仕事そっちのけで幸せいっぱいかと思えば、愛を失ってなんとも悲しく美しい旋律を生み、日々犬をけしかけ、眠りにつく。物事をわざわざ複雑にせず、ちょっと頭を休めて、気持ちの赴くままに人生を謳歌したらどうだろう、と思わされます。(渡辺)

「オーヴェルニュの歌」の伴奏は単なる和声付けではなく「無伴奏で歌う農民の周りにある自然や大地の雰囲気を喚起する」もの。1番、2番、と繰り返される民謡の素朴な旋律と溶け合いながら変化していく伴奏にもご注目下さい。(川北)

明後日のご来場をお待ちいたしております!


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今週末の演奏メニュー

11月20日(日)11時~ 於:本郷・金魚坂
コーヒーつき 1,500円

「オーヴェルニュの歌」選集

カントルーブ「ヴァイオリンソナタ"山にて"」より
同「オーヴェルニュの歌」より
 ※曲目詳細は16日のブログにて。

渡辺有里香(ソプラノ)
島崎祐子(ヴァイオリン)
川北祥子(ピアノ)

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